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はじめに
仮想通貨取引所で取引をする場合、
売買価格をあらかじめ指定する指値(さしね)注文と、市場価格で注文する成行(なりゆき)注文の2つの注文方法があります
違いが明確に分かりずらく感じると思いますが、
本を売る場合で例えると、成行注文と指し値注文の違いは、ブックオフで売るのか、メルカリで売るのかくらいの違いがあります
指値注文(=メルカリで売る場合)
先ほど書いたように、指値注文とは、売買価格をあらかじめ指定する注文方法です
本を売る場合に、フリマアプリのメルカリを使うようなものです
メルカリで売る場合、自分で価格を設定して、
例えば900円で出品するとします
900円で買いたい人がいれば売れるし、買いたい人がいなければ売れません
これが指値注文です
指値注文の特徴として、自分が売りたい値段で出品することができますが、その場ですぐに売れるとはらないことが挙げられます
成行注文(=ブックオフで売る場合)
市場価格で注文する注文方法が、成行注文です
ブックオフで本を売る感覚に似ています
ブックオフでは、自分で価格を決めることができません
決まった値段で
ブックオフが100円で買いますと言ったら、100円で売ることになります
これが成行注文です(成り行きに任せているから)
成行注文の特徴として、その時に必ず売ることができますが、不利な値段になってしまうことが挙げられます
使い分けることが大切
成行注文
「どうしても買いたい」「どうしても売りたい」というときに成行注文をするべきです
ブックオフのように、不利な値段になることはありますが、必ず買ってくれます
初めて本を売り買いするときは、ブックオフがおすすめなように、
初めて仮想通貨を売り買いするときは、成行注文がおすすめです
指値注文
「あの値段になったら買いたい」「あの値段になったら売りたい」というときに指値注文をするべきです
メルカリのように、その値段で買ってくれる人がいなければ売れませんが、自分の好きな値段で売ることができます
本を売り買いするのに慣れてきたら、メルカリがおすすめなように、
仮想通貨の売り買いに慣れてきた人は、指値注文にチャレンジするべきです
指値注文をうまく使いこなせれば、仮想通貨トレードの中級者へ第一歩と言えると思います
まとめ
成行注文(=ブックオフ):市場価格で注文する注文方法
必ず売りたい(買いたい)場合に成行注文をする
指値注文(=メルカリ):売買価格をあらかじめ指定する注文方法
好きな値段で売り買いたい場合に指値注文する
便利だからと成行注文ばかりするのではなく、成行注文と指値注文をうまく使い分けることが重要
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