半減期とは何なのでしょうか??
半減期と初めて聞いた時は、ビットコインが半分になるの?思いましたが、そうではないみたいです
そんなビットコインの半減期という言葉について、解説しました
ビットコインの半減期とは一体何なのか?

半減期とは、マイニングの報酬が半分になる時のことです
ビットコインの半減期は約4年1度訪れます
半減期は、「マイニング」や「ブロックチェーン」に関わる用語で、これらをよく知らないという方は、こちらの記事もチェックしてください
2020年に3度目の半減期を迎えた
2009年1月にビットコイン(BTC)が誕生したとき、マイニング報酬は50BTCでした
つまり毎10分おきに50BTCが増えていくということですね!
それから4年経った2012年11月に、マイニング報酬が25BTCに半減
つまり毎回10分おきに25BTC
また4年後の2016年7月に、12.5BTCに半減
毎回10分おきに12.5BTC
さらにその4年先の2020年5月に、6.25BTCに半減し、今のマイニング報酬が6.25BTCになっています
毎回10分おきに6.25BTCということです

ビットコインの枚数上限は2100万枚
ビットコインの枚数上限は2100万枚となるように設計されています
ビットコインの発行数は最初から2100万枚というわけではなく、マイニングされるたびに増えていきます
ある程度マイニング報酬としてビットコインの枚数が増えたら、報酬の額を半分にして、ビットコインが増える量を減らしています
その結果、2,100万枚になるようになっています

なぜ半減期があるのか?
じゃあなんでこんな感じにマイニング報酬を半減するのか??と疑問に思うかもしれません
ズバリ、半減期の意義は、ビットコインの価値を守るところにあります
もし半減期がなくて、ビットコインが1ブロックマイニングされるたびに50BTC増えてく、すなわち10分ごとに50BTCずつ、ずーっと増えていくことになります
そうするとコインの量が増えすぎることになります
そうするとどうでしょう?コインの価値はたちまち下落してしまいます
限定品に高値が付くように数に限りがあるということはその価値を押し上げます
その反対に大量にある商品は安いですよね
このように量を制限することによってビットコインの価値を保っているということです
気になる半減期とビットコイン価格の関係
半減期が来る=新しく発行されるビットコインの数が減ると言うことを意味します
また、新しく発行されるビットコインの数が減ると、「需要」と「供給」のバランスが崩れてしまいます
半減期を迎えると、「需要」に対して「供給」するビットコイン数が減るので、ビットコイン価格が大きく上昇します
とは言っても、ピンとこないと思うので、チャートを元に、半減期と価格の関係がどうなっているのか見ていきます
1度目の半減期
1度目の半減期である2012年11月前後の価格遷移を見てみます

2012年11月ごろから価格が急上昇し、その1年後くらいにピークを迎えていることがわかります
ピーク時の値段は半減期を迎えた時の60倍くらいです
2度目の半減期
同じように、2度目の半減期である2016年7月前後の価格遷移を見ていきます

こちらも1回目と同じく、半減期を迎えてから1年後くらいにピークを迎えていることがわかります
ピーク時の値段は半減期を迎えた時の50倍です
3度目の半減期
1度目、2度目と同じように、3度目の半減期である2020年5月前後の価格遷移を見ていきます

2020年5月に半減期を迎えてから半年ほど経ち、価格は4倍くらいになっています
もし1回目、2回目の半減期と同じパターンであったら、
半減期の1年後である2021年の5月ごろにピークを迎え、半減期を迎えた時の50倍である1BTC5000万円くらいまで上がるはずです
半減期を知ることで、こんな予想も立てられたりします
最後に
ビットコインの半減期についてまとめてみました
半減期とは何かから始まり、半減期の意義や性質にも触れ、
チャートと照らし合わせたところ、半減期と価格遷の関係から、ビットコインの価格予想まですることができました
ぜひ、ここで得た「ビットコインの半減期」の知識を、投資判断に役立ててください!
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